私の人生の中でほんとに神様がいるのではと思った日があります。
2002年10月20日。第63回菊花賞が行われた日です。

私は結婚直後から、土日は勤務先の家電メーカーに内緒でアルバイトをしていました。
摂食障害が再発した妻を助けるためです。

妻の主治医から、子供を作る行為も出来ないので離婚してもいいと思っていると伝えられましたが、離婚を選ばずに妻を支えることを決意しました。

そして土日のアルバイトを開始しました。
1日も休まずに頑張った結果、約100人のアルバイトの中でNo.2にまで昇格し、アルバイトの勤務スケジュールや配置を決めるなどの仕事を任されるようになりました。

給料はあがりましたが、嫌な仕事もしなくてはなりません。
アルバイトの人員が多い時には、働きたいと思っている人に無給で休んでくれと通告したりもしました。

そして、私に「休んでくれ」と言われた人物が、アルバイト先ではなく、なんと私の本職先の家電メーカーを恐喝したのです。
「●●のせいで収入が減った。●●はお前とこの社員だろ、減った収入分をよこせ」という内容でした。

恐喝なので、すぐに人事部や総務部に情報が伝わり事情聴取を受けました。

総務部長から「家庭の事情はわかった。アルバイトをすぐに辞めたら処罰はしない」と告げられました。
恐喝した人物は、警察OBが対処してくれました。

総務部長との話しが終わったのち、すぐにアルバイト先に事情を説明しアルバイトを辞めました。


この頃、1年半前に立ち上げたアダルト小説サイトが大人気になっていて、月極め広告収入がそれなりの金額になっていました。
でも、それは永遠に続くわけではないので、この先どうしようか悩みました。

メンタルな病気を抱えた妻に「会社にばれたから辞めた」と言うと心配させるだけなので、一生言わないでおこうと決めました。

辞めたとは言わないので、今後も毎月一定のお金を妻に渡そうと思いました。
でも、さしあたってのあてはありませんでした。


辞めたあとの最初の日曜日が第63回菊花賞の日でした。
少しでも足しになればと菊花賞の馬券を3連複で購入しました。
この頃、3連単はまだ発売されていませんでした。

選んだ馬は、
1番人気ノーリーズン
3番人気メガスターダム
10番人気ヒシミラクル
16番人気ファストタテヤマ
あともう1頭(忘れました)

5頭BOX 10点を各100円購入しました。

そして運命の時がやってきました。



武豊騎乗の1番人気馬ノーリーズンは発走直後に落馬するという大波乱の幕開けになりました。

馬券売り場で観戦していた客の大半の馬券がゴミくずになったので騒いでいました。
でも私には1頭消えても4頭残っていました。


最後の直線で、ヒシミラクルとメガスターダムが競っていました。
3番手は混戦でした。その混戦の中から18頭立て16番人気のファストタテヤマが抜けだしたのを見た瞬間、

「いけえええええええ!!!!」

と、静まり返っていた馬券売り場のフロアの中で私ひとりだけが絶叫していました。


レースが確定し、場内に表示された金額を見て、「神様がいた」と涙しました。

3連複 344,630円

この時の予想手法を同じ手法で今年の菊花賞を予想してみるとこうなります。

2番、3番、4番、5番、6番のボックス

少しだけ買ってみます。







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